特撮感想機

・セイザー
今言えるのは一つだけ。
34話を録画失敗したのが痛すぎた。
何と言うか、グランが始まった時点ではここまで面白い作品に結実するとは思わなかったなぁ、このシリーズも。
それだけに、セイザーXがシリーズ最後となってしまうのが辛いところです。
結局回りまわって「めんどくせぇ〜!」に戻ったたっくん&ブレさん。この辺のくだりは緊迫感のある最終決戦の中では一種の清涼剤みたいに感じられて非常に爽快な気分。
にしても、本当に三将軍はいいキャラだったと思う。ブレさんとかはとにかく人気だけど、個人的にはサイクリードさんも好きだったよ。黒化の時期も含めてね。今回ラストの狼狽振りはもう最高。

リュウケン
ここ一ヶ月名エピソードの連続で、反対に「このまま突っ走れ・・・るか?」といった一抹の不安も拭えず。
とりあえず、ゴルドラン直撃世代の私にはここ2週間の川崎脚本週間は非常に心地よかったです、ハイ。
「さらば月光の剣士」はサンダーキー編にて感じた違和感を見事に払拭した名エピソード。本当にこれが最後とは思えないジャークムーン。復活劇はあるだろうと踏んでいるけれど扱いがどうなるかが不安。
「ご町内武道大会」は演出、演技、アクション等も見事にプラスに作用して個人的には現時点で№1のエピソード。出来れば全組み合わせ見てみたかったと思わされます。
「へっぽこ三人組」認定されてしまった剣二達の今後が楽しみです。

・ボウケン
何だろう、會川氏が離れた途端にパワーダウン・・・かと思わせて「アクアクリスタル編」で見事に盛り上げたのには素直に拍手を送りたいです。
まぁパワーダウンといっても、スーパーダイボウケン編が神レベルだったせいであって話自体はなかなか良いものばかりだったと思うのですが。
ゴーゴージェット発進と、アルティメット挿入歌(宙明御大GJ!)はとにかく良かったです。前者は世代的にファイヤージャンボの発進を想起させられます。
ラストの展開はまぁご都合的な展開であると思うのですが、予想できていた展開ではあったし、私自身そういう展開は嫌いではないので無問題です。
それに、元に戻るだろうと予想していたラギが予想に反して元に戻らずにエンドだったのは、いい意味で裏切られた感があって良かったかなと。

・カブト
井上脚本があれこれ言われてますが私的にはあながち悪いものでもないという印象、まぁ食傷気味であることは確かなんですが。
そんな中で、影山のアレっぷりとか、ドレイク編の「話は良いけど雰囲気がなぁ」といったもやもや感を払拭しそうな神代の登場。これっていろいろと期待しちゃって良いのでしょうか?
とりあえず、至るところで神代の正体についての情報が出ているようですが、劇場版に登場するのに、この流れは本当に大丈夫なんだろうかと心配ひとしきり。
あと、最近のマスクドフォームの冷遇っぷりはちょっと頂けない点。ドレイクの水中戦とかは結構良かったんだけど、もうちょっとマスクドならではの戦いとかを見せて欲しいところです。パイプとかがいい味出してるドレイク、各所のチューブがアムジャケットを髣髴とさせるサソードなんかは結構好みのデザインなだけにね。


メビウスについては後日。